【2017年版】ビールコンシェルジュが超おすすめするビール22銘柄
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こんにちは
私がビールを飲めるようになって5年間
ビールを飲むためなら日本各地に足を運び
時には海外にまで行ってビールを飲んできました。
今までに飲んだビールの数は数えられない程ですね。たぶん500種類は超えていると思います。
話は少しそれるんですけど、最近よく、ビールを知らない方と一緒にビアバーに行く機会があります。ビールを教えてほしいといわれるんですよね。
少し前に、ジャンプ力に定評のある前田を運営している前田君と一緒に京都のビアバーに飲みに行くことがありました。
うれしい事に彼は私のブログの記事を見て、このランキングの1位のお店に連れてってくれと連絡してくたんですよ!
沢山のビールを紹介させていただきました!よかったぁー喜んでくれて^^!
これが好き!という感覚が最も楽しい瞬間ですね。
そういえば、この前ビールを一緒に飲んだ前田くん@blacktnbt に、国ノ長 貴醸ゴールドを勧めたら、「ビールに対する考え方が大きく変わった」と言われた。これが好き!と感じるあの瞬間の感動が楽しいんだよね。
— ケイタ🍺ビールコンシェルジュ (@morikeitter) 2017年3月27日
@nieetooo @morikeitter 僕、ビールあまり好きじゃ無かったんですが森さんと会ってからビール観が180度変わっちゃいました(笑)
— ジャンプ力に定評のある前田 (@jumpmaeda) 2017年3月24日
るーびーにめっちゃ詳しいので是非お会いしてほしいです(笑)
ちなみに働いている人さんとも、京都のビールフェスに行く予定ですー
いいですね、つながりが生まれて楽しいです。
話を戻しましょう。では今回は、ビアコンシェルジュおすすめの銘柄22種類を紹介したいと思います!
ビアスタイル別に紹介しますので、ビアスタイルのことを知らない方はこちらを先に読んでくださいね。
ピルスナー
ミッケルズドリーム
/ Mikkeller(デンマーク)
コペンハーゲンに醸造所を持たないブルワリー(ファントムブルワリー)として創業したMikkeller。創業者のミッケルはマジシャンと呼ばれる程、ビール業界に影響を与えています。
そんなミッケルの夢を乗せたピルスナーはグレープフルーツのようなホップの香りが強く、レモンピールの刺激が心地よい。
以前にも紹介したミッケラーのピルスナーですが、比較的手に入りやすい事と、ドキッとするような香りから今回もおすすめします。複雑で繊細な味わい。一回飲んでみて!絶対ミッケラービールの虜になりますよ!
東京ブロンド
/ Far Yeast(東京)
東京ブロンドは、ホップの香りが支配的かつ、キレがしっかりあるのが特徴のビール。
香りは柑橘系やフラワリーで、苦味とモルト(麦)の甘味の調和がとれており、最後にしっかりキレを感じる。小麦麦芽を使用しているため、泡立ちもよくきめ細かい。
最初に飲んだ時、「上品な香りと柔らかな口当たりのあとにしっかりキレる。なんだこれおいしい!」ってなりました。飲んでいるとふわふわと、楽しくなってくるビール。今年、ビアフェスに行ったらまずは飲これが飲みたい。
ペールエール
鬼伝説 金鬼ペールエール
/ のぼりべつ地ビール(北海道)
金鬼ペールエールは私が主催していたビア会の開催メンバーの中でも人気なビール。柑橘系のホップの香りが良く、モルト感(甘さ)が強く、味わい深いビールです。
普段、市販のものには”カスケードホップ”と呼ばれる柑橘系の香りや苦味のキャラクターのあるものを使用するのですが、期間限定で様々なホップで醸造されます。おすすめは香り成分がカスケードの3倍あるといわれる”シトラ”と、日本産で青草香が強い”ソラチエース”。
本当に鬼が潜んでいるかもしれません。私の友達はこのビールに魅了されて、醸造元で現在働いているそうです。(笑) 私は去年行った卒業旅行で登別に行ったにもかかわらずスルーしてしまったことを未だに後悔しています。今度は絶対に行きたいいぃいぃぃぃいい!!!
ライジングサンペールエール
/ ベアードブルーイング(静岡)
ライジングサンペールエールはホップの香りと苦み、モルトの甘さのバランスが整った飽きの来ないビールです。
通常、ビール造りにはペレット状になったホップを使用するのですが、ベアードビールでは生ホップ(毬花のまま)の状態で使用しています。そのため、フレッシュなシトラスや松のような香りがこのビールからは感じられます。
ベアードのホップ使いが大好きで、ビアバーで見かけると必ずと言ってしまうほどオーダーしてしまいます。ベアードビールは通販サイトやビアバーでよく見かけますので、その際はぜひ試してみて下さい。
スペシャルエール
ラ・シュフ
/ アシュフ醸造所(ベルギー)
ラ・シュフの特徴は蓋を開けた瞬間から広がるフルーティーな香りと豊かな泡立ち、飲んだ時のアルコール感です。ホップによる香りが支配的なのですが、飲んだ時にモルトの甘さを感じた後、8%の強いアルコール感があります。
華やかに広がる香りや綺麗な金色を楽しみながら、ゆっくり飲みたいビール。
ベルギービール好きには絶対にお勧めするのがこのビール。飲んでみると香りと泡立ちの良さには驚きが隠せないですよ。ですがグビ飲み絶対禁止!ゆっくり時間をかけても泡がヘタレないし香りも悪くならないのでゆっくり飲んでください。
セッションエール
セッションエールとは、エールの特徴を残しつつアルコール度数を下げることで飲みやすくしたスタイルのこと。
ゴールデンドラゴン
/ 伊勢角屋麦酒(三重)
伊勢角のゴールデンドラゴンはフレッシュな青々しいホップの香りが鼻に突き抜けていき、最後にしっかりキレのあるビールです。
飲むと喉の奥から「龍」が昇天するように、ホップの香りが突き抜けて来ます!かなり甘味をおさえてあるのでドライな印象。キレが強い、何杯でも飲みたくなるビールです。
伊勢角はホップ使いが上手な醸造所です。ホップを大量に使ったビールは苦味が強くゆっくり飲むのが一般的ですが、このビールでは甘味を抑えキレを重視し、アルコール度数を低くすることでかなり飲みやすい仕上がりです!
ヴァイツェン
スノーブロンシュ
/ 小西酒造(兵庫)
スノーブロンシュは大麦麦芽・小麦麦芽を原料に使用し、オレンジピール、コリアンダーシードを副原料に用いたベルジャンホワイトというスタイルのビールです。
柑橘系やスパイスが華やかに香り、小麦の旨みを爽やかに感じます。また、軽快な酸味を感じる非常に飲みやすいビール。
小西酒造は元々日本酒蔵で、日本酒製造の繊細さを宿したビールです。素材それぞれの繊細さを噛みしめて、余韻までしっかり楽しみながら飲んでほしい!絶対あなたのお気に入りの一本になりますよ!
グロスバルサ
/ BRUSSELS BEER PROJECT(ベルギー)
ベルジャントリぺルとヴァイツェンを掛け合わせたスタイルを持つグロスバルサ。トリぺルは麦汁濃度が通常の3倍でアルコール濃度が高くなるのが特徴。
コリアンダーシードのような副原料を使用しておらず上品な小麦麦芽の甘さを十分に楽しむことができるビール。
一度しか飲んだことが無いのですが、口に入れた瞬間にこのビール旨さを感じました。淡色ですがモルトの重厚感をしっかり感じ、小麦の甘さを贅沢に楽しめます。アルコール度数は7%ですがあまり感じさせない。これはいいビール!
ヘラー・ヴァイツェンボック
/ プランク(ドイツ)
ドイツのビール好きで、プランクを知らない人はいないでしょう。その代表的な小麦を使った無濾過のヴァイツェンです。
クローブ香(スパイスのような香り)と同時にバナナのような香りが広がります。無濾過でまったりとした口あたり。
アヴェンティヌス アイスボック
/ シュナイダー・ヴァイセ(ドイツ)
アイスボックは製法に特徴があり、醸造したビールの表面を凍らせ、それを取り除くことでビール中の水分を取り出し、アルコール度数を高めます。最終的には12%まで上がり、ワインとほぼ同じくらいになります。
味わいはドライフルーツを感じ、小麦の甘さがしっかりあるが、キレも感じられる複雑な味わい。
表面を凍らせて濃度を濃くする製法にも驚きを隠せないが、その味の複雑さも注目してもらいたいです!アルコール度数が高く一本飲み切るのは割としんどいと思うので、数人とシェアして飲むのがオススメ。きっと一人ひとり感想が異なって面白いですよ。
インディア ペールエール(IPA)
IPA
/ 志賀高原ビール(長野)
志賀高原ビールは大胆なホップ使いでファンの心をつかみまくるっている醸造所です。(私も大好き!)その中でも定番商品のIPAは香りと甘味、苦味のバランスの取れたビールです。
ホップの香りが華やかに開いて、モルトの甘さやフルーティーさを感じます。
トルピード エクストラIPA
/ シエラネバダ(アメリカ)
シエラネバダはクラフトビール大国アメリカの西海岸の中でも代表格の醸造所です。
ホップの無駄な苦味を出さず、香りを最大限に引き出す独自製法を使用し醸造されたトルピード エクストラIPAはグレープフルーツやシトラス、トロピカル、フローラルと形容されるほど複雑で豊かな香りを持っています。
私の得意分野はIPAで、今まで数え切れないほど沢山のビールを飲んできましたが、これは格別!飲んだ瞬間にカリフォルニアの情景が目に浮かぶ。(行ったことないけど。)アメリカにいなくてもこのレベルのビールが日本で飲めるなんて最高ですね。
スーパーコンダクター
/ 8wired(ニュージーランド)
ニュージーランドにて2011年のチャンピオン醸造所に選抜されたことのある8wiredはニュージーランド産ホップ「ネルソンソーヴィン」を使ったビールが有名。
フレッシュなグレープフルーツやライチ、マンゴーの香りがした後、松脂のような苦味が来ます。フルーティーな甘味で余韻が長く続きます。
マッドネスIPA
/ ワイルド・ビア(イギリス)
ここ数年前に日本に初上陸したwild beerはイギリスの醸造所で「発酵のマジシャン」の肩書きを持つ。
マッドネスIPAはトロピルカルフルーツ の香りが開栓時から広がり、シトラスの香りの波が押し寄せる。モルトの甘味もあるが、口の中に力強い柑橘系の苦味が広がり、余韻が長い。
私がこのビールを初めて飲んだのは数年前に開催された大阪のビアフェスでした。それからはめっきり目にする機会が減ってしまって、いまだに飲めていません。wild beerのビールはそれぞれかなり際立っていると聞くので、見つけたら連絡ください!
セゾン
セゾンは、かつてベルギーの農家が夏場の農作業中にのどの渇きを潤すため、冬場に仕込んだビールのスタイル。最近ではセゾン酵母を使用した、ホップの苦味があり、爽やかな酸味、淡色で低アルコールの飲みやすいビールのことを指す。
僕ビール、君ビール。
/ ヤッホーブリューイング(長野)
ヤッホーブルーイングの「僕ビール、君ビール。」はコンビニで気軽に買えるセゾンです!
フレッシュな柑橘系の香りが開き、酵母の出す華やかな香りが重なります。それでいて苦味もしっかり効いている、とても飲みやすいビール。
発売されたときは、コンビニでセゾンが買える時代になりましたなんて大騒ぎになったビール。日常的にのみやすいビールとして定着しつつあります。私もよくコンビニにたちよって手にしてしまいますねぇ。(笑)
India Summer saison
/ 志賀高原ビール(長野)
今回2回目の登場の志賀高原ビール。インディアサマーセゾンはIPAの特徴を持ったセゾンです。
セゾンベースではありますが、アルコール度数は7%と高く、ホップの苦味がしっかりあります。香りは青い柑橘系、ニュージーランド産とアメリカ産ホップを使用しています。かなりキレのあるドライな仕上がり。
私がホップヘッド(ホップ好き)なので志賀高原のビールはドストライクなんですよ。このビール、香りもよくドライなのですごく飲みやすいですが、アルコール度数高めの設定なのでゴクゴク飲むのは危険です。(笑) 香りを楽しみながら、確かめながらゆっくり飲んでください。
セゾン1858
/ デュ・ボック醸造所(ベルギー)
こちらはベルギーのセゾン。つまり本場のやつですね。1858年にデュ・ボック醸造所が醸造開始したことから名前に数字が付きました。
セゾン酵母の出すエステルにより、パイナップルやバナナ、桃の香りがします。オレンジピール、コリアンダーシード、リコリスによるスパイシーな味がアクセント。
お酒屋さんではあまり見ることが無いですが、洋食のレストランではよく見かけます。確かに、料理の邪魔をせず、料理の良さを引き立ててくれるビールですね。非常に飲みやすいビール。
ケルシュ
ケルシュは、ドイツのケルン地方で生産されるビール。大麦麦芽のほかに小麦麦芽を使用しており、上面発酵酵母で低温発酵させることで独特のフルーティーな香りを持つスタイル。
ケルシュ
/ 大沼ビール(北海道)
北海道大沼の地ビールのイメージが強い大沼ビール。海外のビアコンペでも数々の賞を受賞している実力のあるビールです。
酵母の発酵による香りが極上で、のど越しが抜群に良い。泡立ちが良く色も美しい、何杯でも何杯でも飲みたくなるビール。
このビールも、販売は基本的に北海道のお土産屋さんとネットのみなので、なかなか注目されないビールだが、是非飲んでいただきたいビール。普段大手のビールを飲んでいる方で、上品な香りのよいビールが飲んでみたい人におすすめ。
スタウト
スタウト
/ 箕面ビール(大阪)
大阪、箕面ビールは女性のブルワー(造りて)が指揮をとる醸造所。
スタウトはスムースな飲み口で、ビーターチョコレートのような麦のロースト香、ドライな後味が特徴。コクとキレのバランスがとてもいいドライスタウト。
インペリアルスタウト
インペリアルスタウトは、スタウトのキャラクターよりもモルト感を強くして、アルコール度数を高めたスタイル。
オールド・ラスプーチン
/ ノースコーストブリューイング(アメリカ)
オールドラスプーチンは、ロシアンインペリアルスタウトというスタイルですが、造っている場所はアメリカのノースコーストブリューイングです。
ダークチョコレートのようなボディーがあり、濃厚な口当たりです。深く複雑な味わいで、スモーキーな香りもします。アメリカンビールの頂点と呼ばれるほど、高い評価を受けているビール。
ここまで濃いスタウトは飲んだことありませんでした。さすがキングオブインペリアルスタウト!そのままでも十分に楽しめますが、バニラアイスにかけて食べると最高においしいです!少量生産なので見つけたら即買いですよ!
樽熟成ビール
樽熟成ビールは木樽でビールを数か月~数年熟成させたビールのこと。木樽の香りや乳酸菌の酸味がビールに付与され、複雑な味になる。炭酸は弱め。
ローデンバッハ・クラシック
/ ローデンバッハ醸造所(ベルギー)
ローデンバッハは6週間ほど熟成したビールと、2年近く熟成させたビールをブレンドすることで出来上がります。
発酵を終えたビールを大きな木樽で熟成させるため、木樽のタンニンや、カラメルのようなフレーバーがビールに移り、味わいを複雑にさせます。赤みがかった色に、ベリーやリンゴのような香り。木樽に着いた乳酸菌による酸味も特徴。
酸味のあるビールを飲みたい方には、これがおすすめ!香りをかぎながら、舌で転がしながら味わってもらいたい。アイリッシュパブには置いてあるのをよく見るので、試してみてください。
ドシャス・デ・ブルゴーニュ
/ ヴェルハーゲ醸造所(ベルギー)
ドシャス・デ・ブルゴーニュはフランス語で「ブルゴーニュ国の侯爵夫人」という意味。
オーク樽で8ヶ月熟成したビールと18ヶ月熟成したビールをブレンドして造られており、乳酸菌による酸味も感じられる。モルトの甘味が酸味と調和し、程よいバランスを保つため、飲みやすビール。ドライフルーツやベリーといった味わいが複雑に絡みあうビール。
ビア会メンバー推薦のビール。味わいがとても複雑なので、じっくり一つずつひも解いていってほしいですね。こんなのもビールとしてアリ???って思うかもしれないですね。ビールの奥深さが味わえます。
いかがでしたか?
クラフトビールを知らない人だったら、ここのビールを飲めば確実に世界が広が広がりますよ!
クラフトビールを良く知っていらっしゃる方でも、全部飲んだことがある人は少ないんじゃないかなと思います。
味わってみてくださいね、ビールの認識が変わりますよ!
それでは、ビールコンシェルジュの森ケイタでした。
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