【ビールコンシェルジュ厳選】美味しいおすすめビール8選~ピルスナー編~
クラフトビールって、種類が沢山あってどれから飲めばいいかわからないですよね。
値段も普通のビールに比べて倍近くしますし、適当に選んでもなんだかよくわからない味でおいしくない。
お金を払って飲むなら、はずれの無いビール選びがしたいと思いませんか?
今回は、日本人になじみの深いピルスナーにおいて
いわゆる「皆さんに一度は飲んでいただきたいビール」を
ビールコンシェルジュがおすすめします!
ピルスナーとは?
まず、ピルスナーについて軽く触れます。
ピルスナーとは、下面発酵酵母により醸造されるビールであり、いわゆるラガーとして知られているものの一種です。特徴としてはキリリとした苦味とシャープなキレが存在します。
ここまで聞くと、なんかピンときませんか?
「大手のビールのほとんどがこのジャンルに位置しているのです」
ゆえに、日本人が最も身近に感じているビールがこのピルスナーなのです。
そして、クラフトビール飲んでみたいけどもどれから飲んでいいかわからないという方が、エントリーとして入りやすいジャンルでもあります。
気に入るものがあれば、通販サイトでもチェックしてみてくださいね!
ミッケルズドリーム/ミッケラー
はなの奥をくすぐる柑橘の香りと
レモンピールの超繊細なシゲキ
2006年コペンハーゲンにて、醸造所を持たないブルワリー(ファントムブルワリー)として創業したMikkeller。創業者のミッケルはマジシャンと呼ばれる程、ビール業界に影響を与えた。そんなミッケルの夢を乗せたピルスナー。飲むと夢見る女の子の華やかさと繊細さが交錯するが、実際ミッケルは割といいおじさんなので注意。
スタイル:アメリカンピルスナー
ピルスナーウルケル
最高傑作のピルスナー
ふくよかなママンを想像させるビール
世の中の甘いも苦いも教えてくれるママンを連想させるビール。キレが良くサバサバした女性の印象が強いが、コクや甘さ苦さもバランスよく整っているので、広範囲の人に、バブ味を感じていただけるであろう。実際は1842年にチェコで開発され、「ピルスナーの原点」と呼ばれるほど歴史が古いビール。
小樽ビール ピルスナー
脳まで届くフレッシュな香りと
優しく爽やかな飲み心地
陸上部の女子高生のようなビール
伝統的なピルスナーの製法を受け継いでいて、なめらかさと爽快感のあるビールです。
ホップの香りが鼻を突き抜けていく感覚はまるで生き生きとした陸上女子高生が駆け抜けていく様である。凛とした爽やかさが特徴。
大山Gビール ピルスナー
数々の賞を受賞した
まじめすぎて笑えない
正統派ピルスナー
秀才メガネ女子
大山Gビールはピルスナーに限らず他のビールも超お勧めのブルワリーです。どれも完成度が高く、飲んでいて飽きが全く来ません。このピルスナーにおいても、2016年にインターナショナルビアカップで金賞を受賞するなど、多くのタイトルを獲得しています。それはまさに頭のいい秀才な女性。どこか表ではまともなふりをしていて裏で細かな戦略を立ててそうな雰囲気を持っているビールです。
ラグ二タス ピルス
シトラスな香りと
モルトのクリスピーさ
小麦色の肌をした
アクティブ白人女子
ラグニタスと言えばアメリカの西海岸では知らぬ人はいない程、ここ数年でぐんと成長してきたカリフォルニアのブルワリー。そこで唯一生産されるピルスナーは、豪快なホップ使いとクリスピーなモルトの軽やかさが特徴。太陽が照り付ける温暖な気候で、ノースリーブにハーフパンツを履いたサングラス白人女子の犬になりたい。
コエド 瑠璃
日本人による日本人のための
エレガントな熟女系ビール
これもまた、バブ味のあるビール。ホップの苦味と香りが上品かつエレガントで心地よい。日本の気候に合ったビールを目指し続けるブルワリーの、職人魂を感じるこのビールからは、全体的に落ち着きがある30代後半から40代前半ののエレガントな日本人熟女を想像させられる。
クリームラガー ニードビール ベアード
広がるホップの香りと
軽やかな口あたり
話しやすい女友達系ラガー
ベアードから発売されているクリームエールと同じ原料を用いて、使用する酵母だけ変えて醸造したビール。なので飲み比べると酵母の性質が分かって面白いと思う。たとえるなら話しやすい女友達ですね。男女関係なく、なんでも気兼ねなく話せる女の子って、飲んでて楽しいじゃないですか。 このビールも飲んでてなんか安心する軽やかなビールです。
ピルスナー 箕面ビール
まるで年上女性に優しく
包まれているかのような
先代社長の3姉妹が経営しているブルワリーということもあってか、箕面ビールはどれをとっても女性感の感じるビールである。このピルスナー はホップの香りや苦味よりも、パンやクラッカーなどのモルトの風味を強く感じるビールです。モルトの甘さから、年上女性の優しさを感じ、思わず甘えてしまいたくなるようなバブ味のあるビール。
いかがでしたでしょうか。
お気に入りのビールは見つかったでしょうか?
次回はおすすめのエールビールを紹介したいと思います!
以上、森ケイタでした。
あわせて読みたい記事
ビールコンシェルジュが考えるクラフトビールとは。
今日は意外と知られていない、「クラフトビール」の定義について。
「クラフトビール」とは
「クラフト」と「ビール」という言葉からから成り立っていますね。
クラフトとは、手工芸品、工芸品の総称。なので
直訳すると工芸ビールということになりますね。
言葉からは、手作り感があるビールといった事が読み取れます。
それぞれのブルワリーが小さなスケールで商品を生み出してきて、手作りのでビールを造ってきたことが言葉から分かります。
しかし、ほとんどのクラフトビールは小規模で生産されているのですが、そのボリュームはバラバラです。地方のブリューパブで作られる量が約160 klに対して、ヤッホーブリューイングでは年間3000 klの製造量を誇ります。
クラフトビールの一般的な定義
よく、クラフトビールの定義について議論されますが、実は日本ではまだ定義づけられてないんです。
なら、クラフトビールはどこで定義がされているの?と聞かれたら、それはアメリカですね。
アメリカのブルワーズ・アソシエーションが、クラフトビールは
「小規模である事こと」
「伝統的なビール造りをしていること」
「独立していること」
と定義づけています。
この定義の説明は以下のリンクから飛んだページが分かりやすく書かれています。
クラフトビールの定義。クラフトビールとは? | 日本ビアジャーナリスト協会
でも、この定義の一つ「小規模であること」というのは日本の小さなブルワリーの規模と比べたら約230倍も大きいんです!小さいとか、手作り、とかその辺の感覚が全く違うんですね。
なのでこの定義を日本で当てはめるのは、日本人の感覚からすると少々横暴なんじゃないかなと思います。
クラフトビールと地ビールの違いは?
クラフトビールのブームが到来すると、地ビールというブームの過ぎた言葉の代わりになって、何でもかんでもクラフトビールって呼ばれるようになりましたね。
地ビールといえば、2000年前後によく聞かれたワードです。でも今ではあんまり聞きませんよね。若い人だったら単語自体知らないこともしばしば。
一体、いつからクラフトビールという言葉が出てきて、地ビールの代わりに使われるようになったのか。
また、「地ビール=クラフトビール」という意見もありますが、本当にそうなのでしょうか。
クラフトビールと地ビールの違いを理解するのであれば、少しだけ遡って1994年からのクラフトビールの歴史を見ると分かりやすいですね。
地ビールブーム ~地方のおみやげビール~
1994年に酒税法改正が行われ、年に2000キロリットル以上の生産設備から年間60リットル以上に規制緩和されました。これがきっかけで小規模なビール会社の経営が可能になり、小規模ブルワリーが日本の各地にできてきました。これが「地ビール」ブームの発端です。
最初、「地ビール」は生産した土地のお土産物として認知されていました。観光地のお土産売り場に瓶に詰められたビールが並べられ、かなり地味なラベルが張られて売られていました。また、小規模なのでビールの単価は大手のビールよりはるかに高いものでした。
お土産だったら、高い値段でも買ってくれますもんね。
地ビール会社の中には、ブルワーを本場のドイツやアメリカ派遣してールの作り方を学び、持ち帰って品質の良いビール生産を行ってきたところもあります。また、海外からブルワーを呼び、醸造技術を学んだ会社もありました。
しかし、ほとんどの地ビール会社はお土産として生産していたので、万人にうけるであろうビールを生産し続けていました。そのため、地ビールの個性が欠落してしまったんです。
そのため、地ビールブームが過ぎると、多くの地ビール会社の経営は悪循環に陥り、品質の悪いビール会社は淘汰されていきました。
クラフトビールブーム
~個性のある上質なビール~
今から約5年前の2012年頃になると、今度はアメリカから上質なクラフトビールが日本に輸入されてきて、海外ビールのブームがおこります。このとき、「クラフトビール」という言葉も一緒に入ってきました。
(この頃、森ケイタはヤッホーブリューイングのよなよなエール、ベルギービールのデュベルを飲み、クラフトビールの世界に引き込まれました。)
日本国内に目を向けると、地ビールブーム後に生き残った小規模ブルワリーは、それぞれの個性を出した上質なビールを造るところが多かったため、この頃には消費者に再認識され、クラフトビールと呼ばれて親しまれるようになり、現在に至ります。
クラフトビールと地ビールの違い
クラフトビールという言葉が日本に入ってきた頃には、日本でも醸造家自身が飲みたいビールを造ろうという考え方が主流になってきたので、ビールはどんどん個性があるものになってきました。
つまり
クラフトビールには
「造り手の独創性」があるです。
また現在、地ビールはお土産物という意味合いが薄まり、
「地元に根付いた地元民に愛されるビール」と認識されるようになってきました。
僕の行きつけのビアバーには、壁一面に色んなブルワリーの醸造家がサインが書かれているのですが、その中に御殿場高原ビールの鮎沢さんが
「地元に溶け込み地元に必要とされること」と書かれていました。
クラフトビールと名乗るか、地ビールと名乗るか
これはビール会社次第なんだなと改めて思いました。
クラフトビールはすでに終わっている!
最近あっちこっちでクラフトビールという言葉を見受けられますね。
クラフトビールを売りにしたお店も多くなってきましたね。この前仕事で東京に行った際も、ネットで調べたら沢山出てきましたよ。昼からビール飲めて超楽しかった。
ほんとにどこでも手に入り安くなりましたね。コンビニとか近くの大型スーパーに行くとすぐ見つかります。
始めに言っちゃうと僕は、
クラフトビールは無くなって
ビールと呼ばれるようになると考えています。
歴史的に見ると、今現在クラフトビールと呼ばれているビールのジャンルは
20世紀にピルスナーが大流行するまでイギリスやベルギーを中心に飲まれていました。
このときは、クラフトビールだなんて呼ばれてなかったんですね。ビールというジャンルのエールだったり、スタウトだったり。
しかし世界大戦後にアメリカで大規模になった企業がこぞって「ピルスナー」を作ったことから、世界中で ビール=ピルスナー という考え方が定着しました。
この固定観念は現在にまで受け継がれていますね。日本でも大手企業が作っているビールのほとんどがピルスナーですから。
しかし、最近では大手企業もこぞって、エールタイプのビールを造っています。まだまだ、ピルスナー市場と比べると小さすぎますが、日本ではそのうち、クラフトビールという概念が無くなって来るんじゃないかと思います。
そうするとクラフトビールは無くなってきて、ビールには多様性が生まれますね。
僕はもうすでにクラフトビールと呼ばず、全てビールって呼んでますが、こんなに多種多様なお酒は世界のどこを探しても他に見られないです。
ビールに対する僕の愛はこちらの記事に詰め込みました。
これから、ビールは個性を表現するツールになっていくと考えています。
大規模には難しいと思うのですが、個人規模で作っているビール会社が世界中に沢山出てきて、作り手の感情の宿ったビールが沢山生まれる。
例えばラップのように、日常生活や社会への不平不満を表現するようなビールがあっていいと思いませんか?
ダンスのように誰も真似できないような表現がビールでできたら超面白くないですか?それを飲んだ人は感動し、作り手の世界観に酔いしれる。
作り手はそれに快感を感じて、また新しい味を探求する。アートのように、スポーツのように、映画のように、造り手自身を表現するツールになってい行きます。
今でもちらほら、腹の底から感動が押し寄せるような気持になるビールもたくさんありますよ。そのたび造り手の意図を感じ取る事に集中してしまいます。
ビールにはそうなる要素が十分にある。
今回は熱く語りすぎてしまいましたが、
皆さんにもビールを楽しんでいただきたいと思って書きました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
これからも「ビア会」をよろしくお願いします!
【まだ使ってないけど】新発売・泡ひげビアーの良さを勝手に考えた!
みなさんビール楽しんでますか?
僕はこのブログを立ち上げて、ビールと向き合う機会がさらに増えたので超楽しんでます!
僕のブログって基本的には
僕もよくはてなブックマークの新着や人気記事を気にして見ているのですが
最高にビア充!感のある商品を説明している記事があったので
今回はその商品に対してもっと掘り下げていこうかと思います!
まだ使ってないけど。
泡ひげビアーDBS-17
株式会社ドウシシャから発売予定の泡ひげビアーDBS-17です!
この商品はなんと
市販の缶ビールに取り付けるだけで超クリーミーな泡を作ってくれるんです!
本体についているボタンを押すことによって、内部で超音波が発生し、ビールに細かい気泡を作ってくれます。
ただ、ここまでなら今まであった超音波泡発生器とほとんど同じなのですが、
この商品の、ここにに魅力を感じました!まだ使ってないけど。
まるで瓶から注ぐ感覚!
僕もよくビールを持ち寄って友達とビールを飲む会(ビア会)をします。
その時、できるだけビールを注ぐ際はグラスを持ってもらって人に注いであげるんです。自分もそうしてもらうとうれしいですから。
その時って缶ビールの場合、片手で注いでしまいがち。
やっぱり缶ビールと瓶ビールだったら、瓶の方が両手で注いでもらえるんでうれしくないですか?
泡ひげビアーは缶に装着すると、瓶の形になるんです!
これならしっかりビールの缶部分と、泡ひげビアーの本体部分を支えて両手で注いであげられますね!
まだ使ってないけど。
「注ぐ」という工程だけでクリーミーな泡を作れる
これまでにもいくつかクリーミーなビールの泡を作る商品はありました。
僕もそういう商品を見つけるたびに使用してみて、レビューしてきたのですが、
その大半は
- ビールを注ぐ
- 泡をたてる
の工程を踏みます。例えばおんなじ超音波式のビアフォーマーでもビールの中に突っ込んで泡を形成させるものや、 注いだビールをグラスごと載せて、下から振動させて泡を形成するものが主流でした。
ビールの中に入れて超音波で泡を形成するタイプのガジェットは、飲んでる最中に消えてしまった泡を再形成させることに向いているのですが、やはり泡を形成させるという二度手間を踏んじゃいますね。
その点、泡ひげビアーは「注ぐ」工程の中で泡を形成できるので、注いだ後すぐにビールを楽しむことができます!
また、泡を注ぐタイミングはボタン一つで調節できるので、こぼしたりする心配はほとんど無いでしょう。
まだ使ってないけど。
また、動画の最後の方に出ているように全部取り外して、洗えるのはいいですね。
サーバーの汚れはビールの味を変えちゃいますからね。
まだ使ってないけど。
おすすめです!まだ使ってないけど。
まとめ
今回は、まだ使ってない泡ひげビアーについて書いてみました。
この記事を書くに至った理由としては、
冒頭に書いた通り、はてなブックマークで気になったからという理由もあるのですが、
急に「学園ハンサム」のレビュー記事を思い出したからです。
まだやってないけど、でお馴染みの「学園ハンサムforスマートフォン」をやってみた
この記事をみたら大体把握していただけると思います。
それ以上の動機もそれ以下もありませんでした。(笑)
ではまた~