あなたの家の近所で見つかるオススメクラフトビール7種をスタイル別に紹介
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前回投稿させていただいた記事が、いろんな人からはてブを頂き、
はてなブックマークのサイトに掲載されました!
とてもうれしい!読者の期待に応えられるようにこれからも精進していきます。
クラフトビールって、海外では(特にアメリカでは)ブリュワリーが沢山あって、普通にスーパーに並んでいます。
オーストラリアでも、お酒やさんに行けば棚にビッチリ詰まったクラフトビールの瓶を見ることができます。
でも日本ってまだまだあんまり見ないですよね。大手のビールが所せましと並んでいます。
でも、なんかこの缶見たことないけどビールの棚にある。ってことありませんか?
実は、日本のクラフトビール市場もじわじわと大きくなっていっています!!
ビアスタイルの詳細が知りたい方はこの記事を読めばわかります。
長年ビアバーで働かれていた方なので、とても分かりやすく説明されてるんですよ。
そしてこの記事も、かなりインスパイアされた形で書いています。
今回は、身近で手に入りやすいクラフトビールを
ビアスタイル別で解説していきます!
ちなみに、登場するビールはローソンと西友で購入可能なものを集めています。
現在日本のスーパー・コンビニでよく見る銘柄たちです。
1.ピルスナー
ピルスナーは日本で一番よく見るスタイルです。簡単に言えば、大手のビールメーカーがこぞって造っている、黄金色のビールがこれです。
今回紹介するビールの中ではこれだけ下面発酵酵母を使用して、比較的低温で発酵したビールです。ラガービールの一種に位置付けられます。
キンキンに冷やしたビールがうまい!って言いますよね。これは喉ごしを感じやすいためです。ビール自体もサラサラ飲めたほうがいい。だから甘さもあまりなく、最後に苦味がキリリと感じられるビールが多いです。
ただ、海外では割とホップの香りが強いピルスナーもありますね。
ピルスナーのおすすめ:北海道麦酒 小樽ビール ピルスナー
日本のクラフトビール会では、ピルスナーを作らないブルワリーも多いんですが、
小樽ビールは香り甘さ、苦みのバランスの取れた良いピルスナーを作っていますよ!
ちなみに僕はこのピルスナー好きすぎて、北海道の小樽にまで足を運んできました。
出来立て飲むのと缶で飲むのは本当に全然違う!
それにお店の雰囲気が超レトロで最高すぎ!
時間があれば皆さんにも行ってみてもらいたい。
2.ペールエール
ペールエールは、ほぼ、どこのクラフトビールやさんでも造っているほどメジャーなスタイルです。ピルスナーとは異なり上面発行酵母を使用して華やかな香りをビールに込めます。
ホップもアロマホップと呼ばれる香付けホップを使用して、ビールに柑橘系の香りを宿します。
もちろん、味をまとめるには苦味も必要ですので、ビタリングホップも使います。
ピルスナーに比べてモルト感、ホップ感が強くなったビールですね。
温度は少し高めの10℃くらいで香りがぐんと開くので、飲みながらグラスを体温で温めて、香りの変化を楽しんでいただきたいビールです。
ペールエールのおすすめ:ヤッホーブルーイング よなよなエール
言わずと知れた、ヤッホーのよなよなエール。柑橘系の香りとモルとの甘味、最後に苦味が来るビールです。
充分に時間をかけて飲んでもらいたいんです。香りがどんどん開いてきて、癒されます。
公式では、最も香りの開く温度は13℃であると発表されていました。
3.インディアンペールエール(IPA)
インディアンペールエールは、ベースのペールエールに比べて、モルト感アップ、ホップの香り・苦味がMAX!になったビールです。
ほんとに、草食べてる味するくらい苦いのもあります。
さらにアルコール度数も7%くらいとかなり高め。
ビールのキャラクターがそれぞれ強く出るのがこのビールの特徴です。
IPAのおすすめ:ヤッホーブリューイング インドの青鬼
ハイまた出ました。ヤッホーブルーイングの回し者は僕です。
でもこれは身近にあるIPAの中でもほんとにおいしく仕上がっています。
でもほんとに苦いんで気を付けてくださいね。香りに惑わされないでください。苦いです
実はインドの青鬼、インターン中に未ろ過で飲ませていただきました。目が飛び出るほどうまかった。生きててよかった。
ちなみに、僕がこれを初めて飲んだのは道路の真ん中でした。
3年前、近くのコンビニなんかでは売ってなくて、わざわざ京都駅まで買いに行ってました。
その帰り、自転車に乗ってるといきなり隣から自動車が接近してきて、僕に軽く接触し
そのはずみで、かごに入れてた青鬼がポーンと投げ出され、
アスファルトに打ち付けた衝撃で、噴水みたいにビールが噴出したんですよ。
もったいないからそのまま缶に口をつけて、はいつくばって飲みました。
もちろん、運転手さんは白い目で僕を見つめていました。
4.ヴァイツェン
ヴァイツェンはいわゆる、小麦のビール、白ビールといわれるものです。
小麦を50%使うのと、ヴァイツェン用の酵母を使用することで独特のバナナのような香りになります。酵母の出すエステルが香りとしてはメインになります。
なので、本場ドイツのヴァイツェンはほとんどホップを使っていません。
また、ハーブを使用することもあります。よく使われるのはオレンジピールやコリアンダーシードです。
そのようなビールは日本では、発泡酒ほ表記されていますが、値段は普通にビールと同じくらいになっています。
ヴァイツェンのおすすめ:銀河高原ビール
これも昔からあるビールで、長年人気を誇っています。
昨年、アジアビアカップ ヴァイスビア部門で金賞を取っていることからも、レベルの高いビールであることが分かります。
西友で買えますよ!
5.セゾン
ベルギーで夏の暑い時期、農作業中に飲まれていたのがこのスタイルのルーツ。冬の寒い時期に仕込んで、夏に飲む。
いわゆる季節限定ビールですね。
ざっと飲んでのどを潤していたため、爽快感がある仕上がり。
苦味が強く、ホップの香りも強いのが特徴。でもIPAのようにモルト感が強くなく、アルコール度数も低いです。
セゾンのおすすめ:ヤッホーブリューイング 僕ビール、君ビール。
ローソン限定で販売されている僕ビール、君ビール。は
目が覚めるような柑橘の香りと、後からしっかり苦味が来るビール
夏の暑い時期に最高なビールです。
リンク張れなかったので、お近くのローソンで確認してみてください!!
6.スタウト
スタウトは、いわゆる黒ビール。
黒ビールの中でも上面発酵酵母を使ったエール系のビールなんです。
スタウトとは「強い」という意味。しっかりとしたモルト感があり、ゆっくり飲むビールです。
もちろん、あったかいところでゆっくり、ビール単独で飲むのもいいんですが、僕のオススメするのは、厚切りベーコンとの食べ合わせ。
ベーコンの脂感をスタウトがまろやかにしてくれます。オススメ!
スタウトのおすすめ:ギネス
言わずと知れたギネスは実はスタウト。
でも外国に比べると日本のギネスは、アルコール度数とモルト感の面で軽いようです。
飲みやすいですし、手軽に手に入ります。
7.フルーツビール
これに関しては、モルトやホップ、酵母は関係ないのですが、原材料にフルーツの果汁を使っているかというところで判断します。
ただ、その果汁の使い方も多種多様で、種類が多いのも事実です。
特に色は果汁に左右されますね。桃を使えば薄ピンクになったり、みかんを使えばオレンジになったり。
ゴーヤを使ったビールがヘリオス酒造から発売されましたが、これは緑色ではありませんでした。
フルーツビールのおすすめ:ヘリオス酒造 シークワーサーホワイト
沖縄特産のシークワーサーと、小麦麦芽を使用したビールです。
フルーツを使ったヴァイツェンなのですが、味は軽めで意外とさらっと飲めます。
暑い気候の沖縄で好まれるように作られたからでしょうかね。
サトウキビから作られるラム酒や、沖縄の地酒泡盛を作っているヘリオス酒造のビールです。
去年の夏に沖縄の工場見学と直営店バーに行ってきました!
やっぱり、できたものをその場所でいただくのはおいしいですね。
今回はスーパーやコンビニでカンタンに手に入りそうなクラフトビールを紹介しました。
そろそろビールが飲みたくなってきたでしょ?
お仕事終わりの晩酌にいかがですか~