【ファッション】間違わないニット選びはコレ!
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今回は寒くなってきた時期、マストで必要なニットの選び方をお伝えしていきます。
ニットって一つ言ってもいろいろありますよね。タートルネックだったり、クルーネックだったり、Vネック、ベストだったり。
今回は一番シンプルなデザインのクルーネックニットを想像しながら書いていきますね。
まず、クルーネックとはどんなのか?という人がいると思いますが、普通の丸首です。
Tシャツの丸首とおんなじ普通のやつです。
ニットの基本知識
ニットは大きく分けてハイゲージとローゲージがあります。これは、簡単に言うとニットの網目の細かさです。
例えば、同じ大きさのニットを、ハイゲージとローゲージで作るとします。その一つのニットを作る過程で網目が沢山あるほうがハイゲージ、少ないほうがローゲージです。
ハイゲージの方が網目が細かく、つるんとした仕上がりに。
ローゲージの方が網目が大きく、ざっくりした仕上がりになります。
どっちがいいとは一概に言えません。どちらにも特有の雰囲気があり、気に入ったほうを選べばいいと思います。
比較的使いまわしやすいのはハイゲージの方ではないでしょうか。売られているのもハイゲージの商品が多いですね。
ニット選びは素材で決まる
といっても過言ではないと思っています。私がニットを選ぶ際に絶対確認するのが素材です。いくつか書き出しておきますね。
ニットに使われる素材
- ウール
- アルパカ
- カシミヤ
- ナイロン
- アクリル
- 綿
- 麻など
一般的にイメージするのがウールですね。羊の毛です。これがメインになってきます。
ウール100%のニットってとってもあったかいですね。大体4000円くらいのリーズナブルなものから、高級なものはものすごく高いです。
ウールといえば、安物のニットなら皮膚にふれるとチクチクします。これは、使っているウール繊維が短いため、繊維の端が皮膚に当たる回数が多くなるためです。
これを解消してくれるのがアルパカやカシミヤです。毛を取る動物が違うだけで、やはり繊維の長さも変わってきます。アルパカもカシミヤも繊維が長いので、柔らかい質感を生むことができます。ただ、希少な繊維なので安値では流通しません。そのため、ウールと混ぜてニットになってることが多いです。
繊維が長いと毛玉になりにくいという利点もあります。カシミア100%のマフラーを2年使っているのですが、毛玉になるという気配はあまりないですね。ただ、どうしても繊維の浮きは見受けられます。繊維が浮くと小さなホコリが付きやすくなるんですよね。軽くブラシングしてあげたら取れるとは思うのですが。
ナイロンは化学合成で作られた繊維です。ウールとナイロンのニットって意外とよく目にするものです。大体20%前後のナイロンが混ぜてあります。実際に使ってみると少し硬いニットですが、ニット事態の型崩れ防止や毛玉ができにくくなる性質があると感しています。やはり暖かさの面ではウール100%の方が上ですが、長く使える、結構粗く使っても毛玉になりにくいという点でお勧めです。
アクリル100%のニットは個人的にはおすすめしません。あんまり長持ちしないイメージがあるからです。しかしいい点もあります。何といっても価格が安い。安ければ2000円台で買えることもあります。また、繊維自体染色しやすいのでいろいろな色のニットがあります。これもウールと混ざったニットなどもありますが、どうしても型崩れしやすそうですね。扱いに気を使います。
これはニットの話ではないんですが、アウターの袖口や首元のリブ部分にアクリルが使われていることがあります。かなりハイゲージで編まれているリブのついた革ジャンを持っていますが、これはあまり毛玉など気にすることなく使っているので、適材適所があるんですね。
綿のニットは、春秋に使用回数の多くなるニットです。ウールに比べると暖かさはかなり劣るのですが、扱いやすさはピカイチです。まず、ニット特有のスレによる毛羽立ちや毛玉になることはあまり考えられません。ハイゲージならちっちゃい毛玉もできますが、そんなに気になりません。型崩れはウール同様にありますね。薄いニットなら特に崩れやすそうです。
綿ニットは基本的に綿100%のものが多いです。使いやすいものが一つあれば長く使えると思いますのでお勧めです。ただ、寒い時期は着てても寒いので注意!
最近ちらほら見るようになった素材が麻です。麻は10%くらい混ざっているくらいで、ニットを構成するメインの素材ではないんですが、少し混ざっているだけで風合いが変わってきます。ニットに光沢とハリが出ます。触った感じ少しザラっとした感触があります。色んなブランドから出ているので見つけたら触ってみてください。去年はABAHOUSEで出ていました。
結論を言うと、私はウール80%ナイロン20%くらいのニットがいいと思います。買うなら少し高いものを買ったほうが長持ちしますよ。ニットなのでもちろん洗濯もなかなかできませんし、クリーニングも頻繁には出せないでしょう。買った当時の形・風合いをできるだけ保つのはなかなかむずかしいですが、ナイロンが入ったニットならワンシーズンに何度も使いまわしていただけると思います。
冬のファッションにマストで必要なニット。
皆さんのニット選びに少しでも参考になれば幸いです!